「砂漠の惑星」・・レムだけあって目のつけどころが違うと言うか。人間の判断基準が通用しない世界があるのだと言う・・。まあ私は前にも書いたけど「捜査」のような作品が好みで、そういうのがあったら読んでみたいと思っているのだが。
「トランセンデンス」・・映画の方は今いちで、はっきりしないところもあった。こちらは読んでいて、例えば夫とか同僚を殺したテロリストグループに対して、糾弾とか怒りをぶつけるとかいうところのないのが・・淡々としすぎていると言うか。まあ人間の心の矛盾かげん・・一緒にいたいけど一人になりたいとかはよく出ていたけど。
「地の指」・・みんなの本だなから借りてきて読んだ。松本清張氏の作品なので、一定のレベルは期待できると言うか。でも何となく設定に無理があるかな。とは言えこういう、刑事が地道な捜査をするというのはいい。無駄もいっぱいやってるけど、その無駄がなければ解決にたどり着かないと言うのが。今は何でも無駄を省いて近道はないか、そればっかりだからね。
「セイロン亭の謎」・・これも借りたもの。平岩弓枝さんがこういうのを書くとは・・いや、私が知らないだけだろうけど。神戸と東京を行ったり来たりなのがちょっとまだるっこいかな。読みやすいけど、最後の方は誰が誰だって?と、ちょっと混乱する。
一度帰ってきて、明日からまた東京だ。講習を受けている時に膝がガクッとなったり、ホテルの宿泊票に住所を記入しようとして番地が思い出せなかったり、何だかやばい今日この頃。