先週綱引きの練習を見る機会があった。なかなか人が集まらず、子供達はうるさく騒ぎ回り・・で、なかなか大変だ。小学校の体育館だが、みんな素足。外は雨で寒くて震えたが、これも組長の仕事の一つ。ああ、早く終わってくれないかしら。綱引きと言えばずーっと前何かの催しでやったことがある。こっちは太極拳の同好会で、全くの素人。会長は「足は弓歩から虚歩にして、手は捋でやれば大丈夫」なんて言ったけど、相手の人達を見て・・がっちりした体格に、おなかに巻いたベルト・・こりゃ本格的だ、かなうわけないと思った。案の定・・こっちは手も足も出なかった・・そんな思い出がある。さて注意点。まず足は平行に肩幅くらいに並べる。綱を持つ時は顔を上げる。開始と同時に顔を天井に向け、足を伸ばす。膝を曲げ、お尻が床に着くと、滑ってしまって力が出ないこともわかった。開始の瞬間でほぼ勝負が決まる。どんなスポーツも、ここだけはきちんとと言うポイントがあるのだなあと思いながら見ていた。