<敵機来襲>そのまた続き
ヴォートコルセア戦闘機が銃撃を終わり、上昇姿勢になった時、エンジンの音がいったん止まった。てっきり墜落するものと思い、皆手をたたき喜んだのもつかの間、再びエンジンの音高らかに上昇していった。機を急激に引き起こしたため、ガソリンが一時ストップしたものらしい。
イギリスのスピットファイヤ戦闘機が地上砲火にやられた時、墜落機を調べてみたら、ついている機銃は何と2メートルもあった。また、プロペラは木を何枚も張り合わせ(合板)て削ったものであった。瀬戸内海の人達は敵愾心に燃え、敵機搭乗員をよこせ!!みんなで食べてしまうから・・と強気であった。
(終戦になって進駐軍が上陸してくるので、落とした敵機は穴を掘り、埋めた。連日のように来襲する敵機だが、けっこう対空砲火でも落ちるものだと思った)